土星と月の関係で見る、人生の大きな流れ~土星があなたの月と3つ離れた星座にある場合~

更新日:2025年10月30日
公開日:2025年11月15日
目次
 はじめに、現在の土星の位置をお知らせしましょう。あなたの月星座との位置関係を調べてください。
2025年9月頭~2026年2月中旬:うお座
2026年2月中旬~2028年4月中旬:おひつじ座
2028年4月中旬~2030年6月頭:おうし座
2030年6月頭~2032年7月中旬:ふたご座
2032年7月中旬~2034年8月下旬:かに座

守護天使はお留守?

 私の守護天使は長期休暇に出てしまって、見習いの誰かが代わりに私を守っているのでは?――あなたの頭にはそんな疑問が浮かび始めているかもしれません。どれだけ慎重に事を運んでも、思いがけない障害にぶつかり、感情的な泥沼にはまってしまう……そんなことが繰り返し起きているんですよね?
 まあまあ。たとえこうした状況がしばらく続いたとしても、永続するようなことはありません。あなたから守護天使が去ってしまったわけでもないのです。ただ今は、異なる目的を持った二つの天体の影響がぶつかり合う、宇宙的な交差点に巻きこまれてしまっただけです。

あなたの航海

月と土星と

 出生図における月は、あなたが感情という海をなめらかに航行したいという欲求を示しています。心の向かうままに風に乗り、計画よりも心を羅針盤として採用したいという考えです。
 一方、土星は容赦なく制限を課します。方向性と規律を受け入れる者にしか味方しません。

せっかくのクルーズが……

 今、土星はあなたの月に対して緊張の角度を形成しています。そのため、あなたの内側では「左舷に嵐、右舷に氷山」といった状況が生じています。突如として危険の気配が増し、自分の内なる航行機器を慎重に点検する必要が出てきたのです。
 空の二つの大物が創り出すこの動的な緊張は、あなたが無事に乗りこなせる以上の波を引き起こしており、せっかくの豪華ヨットでの優雅なクルーズをまるでボロ船での荒波航海のように感じさせてしまっています。
まったく気が抜けません
まったく気が抜けません

じゃあどうすれば?

 正直に言うと、現在のあなたには避難所を探すという以外に選択肢はほとんどありません。しかも、それもまた言うほど簡単ではありません。強い潮流は、あなたを安全な港とはまるで逆方向へと引っ張っていっています。

 しばらくの間、直感より知性を優先してください。四六時中見張りを続けるのに疲れて周囲の混乱に巻きこまれ、船外に投げ出されるのは避けないといけません。自由の一部を犠牲にしてでも現実的な選択をする必要があります。
 たとえばプライドを飲みこんで救難信号を送る。屈辱を感じつつ近くの港に曳航(えいこう)される。そうしたことも自力で乗り切れるふりをするよりよほど賢明です。

手放す勇気

 特に大切なのは、今あなたが手放すのをためらっている目標も、いったん手放してしまえば、実のところそれは失うべきものではなく、そもそも背負う必要すらなかった荷物だったと気づけるという点です。誤った責任感から解放されたとき、あなたは新たな航路へと出発できるでしょう。もっと心地よく明確なルートと、頼もしいクルーの助けを借りて!
 ここまで人生の大きな流れを読み解いてきましたが、もっと近い未来についても知りたくありませんか? ケイナー・ホロスコープの【無料】メンバー登録では、「未来予言」で次に起こる出来事を時期も中身もお知らせしています。もちろん、あなたの月星座がわかるホロスコープも読むことができますよ。すでにメンバーの方は、無料鑑定チケットで未来予言を存分に楽しんでくださいね!
この文章をシェアする
土星と月の関係で見る、人生の大きな流れ~土星があなたの月と2つ離れた星座にある場合~
土星と月の関係で見る、人生の大きな流れ~土星があなたの月と4つ離れた星座にある場合~
この記事のシリーズ
人生そして未来の大きな流れを読む
こちらもおすすめ
占星術で未来の大きな流れを読むには?
占星術師が未来を読む方法・その1~惑星と人生のサイクル~

12星座で今を占う

戻る