土星と月の関係で見る、人生の大きな流れ~土星があなたの月と同じ星座にある場合~

更新日:2025年9月25日
公開日:2025年10月18日
目次
 はじめに、現在の土星の位置をお知らせしましょう。あなたの月星座との位置関係を調べてください。
2025年9月頭~2026年2月中旬:うお座
2026年2月中旬~2028年4月中旬:おひつじ座
2028年4月中旬~2030年6月頭:おうし座
2030年6月頭~2032年7月中旬:ふたご座
2032年7月中旬~2034年8月下旬:かに座

今までのあなた

苦い日々

 今のあなたの人生に、少しも浮ついたところはありません。しばらくの間、控えめに言っても「困難な局面」と表現するしかない時期をあなたは過ごしてきました。果てしなく続くような挫折の数々や苛立ちに直面してきましたよね? 傷つけられた、無視された、見捨てられた――特定の人々や組織に対して、あなたはいつもそういった感情を抱いてきたはずです。
つらく、厳しい時間でしたね……
つらく、厳しい時間でしたね……

トンネルは永遠? まさか!

 そうした積み重ねによって、あなたの感情はもはや麻痺してしまい、「世界がどうなろうと知ったことか」という境地にまで至ったのかもしれません。これ以上落ちようがないほど落ちていると感じているあなたに心から同情します。かわいそうに。苦しかったでしょう。
 そして、同じくらいの真剣さで、「この状況がずっと続くわけではない」という保証を贈ります。もしまだ真っ暗闇のなかにいるのなら、これから数ヶ月のうちに必ず事態は少しずつ好転します。

未来に目を向けると……

負けて終わり、ではありません

 一方で、この先あなたはこれまでの人生ではなかなか目を向けなかったもの――この消耗戦のような時代における「積極的な側面」――を見出すようになるはずです。
 あなたは今、確かに打ちのめされています。でも、敗北したわけではありません。何もかも、まだまったく終わっていないのです。どれほど奪われたと感じ、損をしたと憤っているのだとしても、実のところあなたは、本当の意味で不当に扱われたわけではありません。むしろ、あなたは「まだその価値に気づいていない何か」を与えられていた、というのが真相です。

コペルニクス的転回

 信じられないかもしれません。けれども、いつかきっとあなたは、今起きているすべての出来事にまったく別の方向から光を当て振り返ります。

そのときが来たなら

 この時期は確かに「厳しい現実と向き合い、いくつも過酷な教訓を学ばなければならない」日々でした。ただ、同時にあなたは、「新しく、より信頼できる内なる力の源泉」を見出しつつあります。これまでは他者に求めていたものが、実は自分自身の内側に存在しているのだと気づいたそのとき、あなたは感情的な転機を迎え、人生の次の段階へと向かいます。

 こうした視点を得るまでには、おそらく1年ほど時間がかかるでしょう。けれども、いったんそれを得たなら、あなたはきっと今経験しているすべてに感謝するでしょう。
 なぜなら、土星が月のエネルギーを抑圧する時期にやってくるものはただ一つしかないからです――希望の再生、情熱の回復、そして成功の喜びの再発見!
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