「月星座を知る」ということ・その1

更新日:2025年9月25日
公開日:2025年10月22日
目次

月星座って何?

太陽星座、月星座、金星星座……

 雑誌や新聞、テレビなどではあまり耳にしませんが、誰もが太陽星座だけではなく、月星座も持っています。それどころか、水星星座、金星星座、火星星座……といったものも持っています(このコラムをいつも読んでくださっている方にはおなじみですね!)。

月星座とは?

 太陽、月、そして他の惑星たちは、それぞれ異なる速度で天空を移動しています(占星術は「天動説」です)が、円形の経路をたどるのはどれも同じです。占星術師たちは、その経路を12等分して、黄道十二宮の星座に当てはめています。
 あなたが生まれた日、それぞれの惑星は、この12の星座のいずれかに位置していました。占星術師は常に「生まれた日」をもとにホロスコープを読みますから、その日に太陽が位置していた星座を「太陽星座」、月が位置していた星座を「月星座」と呼ぶのです。

太陽星座と月星座

 太陽は、黄道十二宮の各星座をおよそ30日かけて移動します。その経路は年ごとに大きく変わらないので、自分の太陽星座を割り出すのはとても簡単です。
 一方、月は黄道十二宮の各星座をおよそ52時間で移動します。ただ、毎年同じパターンをたどるわけではありません。月星座が太陽星座に比べて根付きづらいのは、こうした理由もあるかもしれません。もっとも太陽だってまったく変動しないというわけではないのですけれどね……。
月のカレンダーはちょっと複雑
月のカレンダーはちょっと複雑

月が司るもの

いかにも“月っぽい”とは?

 ――ここまでを聞いたあなたは、さっそく自分の月星座を調べて、「それで、私はどんな人なの?」という核心に迫りたくてウズウズしていることでしょう。

 どうぞその気持ちをちょっとだけ抑えてください。自分についてそうやって知りたがるのは、いかにも“月っぽい”動きです。今、あなたのなかにある「ウズウズ」こそ、あなたが月の影響を受けている証拠。どうです?「月」を実感できたでしょう?

さながら“柔らかな下腹部”

 個人を鑑定する占星術において、月は何よりもまず「感情」について司ります。
 感情を抑えこみやすいタイプか、心配症か、怖がりか、あるいは自分の気持ちを無視しがちかどうかを知るには、月を知るのが一番です。
 月はまた、感情に関連した事柄――たとえば両親に対する感じ方や、子どもへの反応など――も表しています。

 つまり、月はあなたがどんなふうに安心感を得ようとするかを示すのです。だから当然、人生において満たされないと感じたり、物足りなさを覚えやすい部分も、月が語ってくれます。月は、あなたの「傷つきやすい側面」、そして「物事が影響を及ぼしやすい“柔らかな下腹部”」のような部分なのです。
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