アスペクトとは何か・その2

更新日:2025年7月28日
公開日:2025年8月13日
目次

星座のどこにある?

(おおよそ)

 前回の記事を読んで気になった人もいるかもしれません。私がたびたび「(おおよそ)」とカッコ付きで書いているのはなぜでしょう? 理由は、実際の占星術はもっと精密だからです。占星術師は各惑星がどの星座にあるかだけではなく、「星座のなかのどの位置にあるか」も知る必要があります。ちゃんと話すと長くなるので省きますが……最低限のことはお伝えしておきましょう。

30度の秘密

 円がそうであるように、黄道も360度に分割できます。学校の数学の授業を思い出してしまって頭が痛い? では、ちょっとおもしろい話をしましょう。幾何学という学問は、もともと空を測るために発明されました。あのピタゴラスも占星術師でした(しかも禁欲主義者で菜食主義の神秘家でもありました!)。360度を12星座で割ると30度になります。つまり、黄道上の各星座は30度ごと配置されているということです。
 そうそう、混乱を招くかもしれませんが、各星座の30度は、実際には「1~30度」ではなく、「0~29度」と番号付けされてます。ホロスコープを見るときにわけがわからなくならないように!

アスペクトの条件

大切な「度数」

 話を元に戻します。
 あなたが生まれたときに月がてんびん座の3度にあろうと、28度にあろうと、どちらも「月はてんびん座にある」とされます。つまり、正確な度数を知ったからといって、たとえば「自分自身の感情面において決断を下すのが苦手かどうか」が変わるわけではありません。ただ、度数を知っていれば、同じ星座のなかにある別の惑星との「距離」がわかります。要は、その惑星が月とコンジャンクションになっているかなどを判断できるのです。

 コンジャンクションとは、2つの惑星が同じ星座の同じ箇所に位置しているときに起こります。コンジャンクションとして認められるためには、2つの星座が互いに7度以内である必要があります(編注:許容範囲とする度数にはさまざまな考え方があります)。
 同じように、2つの惑星が反対の星座にあるというだけでは、オポジションとは言えません。両方ともが反対の星座の同じ箇所に位置している必要があります。セクスタイル、トライン、スクエアも同じです。
ただ近くにあればいいというわけではないのです
ただ近くにあればいいというわけではないのです

どうでしょう?

 もしここまでの説明を理解できていれば――おめでとうございます! あなたはすでに「角度の関係性(angular relationship)」「調和分割(harmonic division)」「影響の有効範囲(orbs of intensity)」という3つの理論を理解したことになります。なんだかすごそう? どれもアスペクトにまつわる専門用語に過ぎませんよ!
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